最近、クラウドワークスとランサーズに登録しました。
これらは、クラウドソーシングサービスといって、インターネット経由で仕事を発注し、その内容を見て仕事を請け負うというものです。
クラウドワークスでは、発注者を「クライアント」
受注者を「クラウドワーカー」といいます。
一方、ランサーズでは、発注者はそのまま「発注者」
受注者を「ランサー」といいます。
今回の記事では、クラウドワークスについて、特に、仕事を引き受ける側の「クラウドワーカー」の立場での話をさせていただこうと思います。
【1】クラウドワークスへの登録は簡単で、安心・安全!
クラウドワークスに、クラウドワーカーとして登録するだけなら誰でも可能です。
メールアドレス(フリーメール可)を入力して、届いたメール内のURLをクリックすると必要事項の入力画面に移動します。

入力画面の一番最初の「ユーザー名」は、ハンドルネームでOKですが一度決めると変更ができません。
この「ユーザー名」は、クラウドワークスにログインする際に入力することになります。
その他、クラウドワークス上で使うハンドルネーム(表示名)は、登録後のプロフィール設定時に入力することになりますが、このハンドルネームは、いつでも変更可能です。
それから、登録時の住所、氏名は現住所と本名を入力します。
これは報酬を受け取るための金融機関の口座が本人口座でないといけないので、住所、氏名は性格に登録しておく必要があります。
【2】プロフィール(自己PR)をしっかり書いて常に見直しを
クラウドワークスへの登録が完了したら、次はプロフィールの編集です。
クラウドワークスにログインした後の右上に「ユーザー名」が表示されている部分をクリックすると「プロフィール編集」という表示がでますので、まず「基本情報編集」を開いて「表示用の名前」を入力します。
この部分が未入力だと、ログインで使う「ユーザー名」がそのまま表示されるので、あまり好ましくありません。なので、全く違う名前を表示用の名前にすることをお勧めします。
それから、クラウドワークスで仕事を受注するため、クライアントの募集に応募するわけですが、その際に重要なのが、「自己PR」の充実度と「プロフィール画像」の設定だと思います。
クラウドワークスで仕事を探すとき、クライアントがどんな人(会社)なのか、仕事の内容がどのようなものなのか確認は行いますが、同時に「最近応募したクラウドワーカー」…すなわちライバルになる人たちを見ることができます。
そして、彼・彼女らの自己PRなども覗けるので、自分とのレベルを比べることができます。
それよりも、「プロフィール画像」を設定していない人が多いことに気付くと思います。
クラウドワーカーとして登録されている人たちの経歴等を見ると、本当に様々です。
年齢も10代〜80代までと幅広く、専業にしている人、会社員として働く傍らで副業にしている人、主婦や学生など、様々な人がいらっしゃいます。
その中で、目立つ方、目に留まる方が良いに決まっています。
そういう意味では「プロフィール画像」は絶好のアピールになりますので、必ず設定しておくことをお勧めします。
そして、自己PRをしっかりと書きます。
文字数の上限は、1,024文字となっていますが、できるだけ最大の文字数まで書くようにしてください。
ただし、意味のない内容や、自分の能力以上のことを書くと、仕事を受注した後に困りますので、自分のレベル相応の内容にしてください。
どんな内容を書けば良いのかは、やはり先輩のクラウドワーカーの自己PRを見るのが一番だと思います。
それから、忘れてはならないのは、最低でも月に1回程度は、自己PRの修正を加えるように心掛けましょう。
【3】 仕事の応募は手当たり次第では駄目!
クラウドワークスにログインすると、「Crowd Works」のロゴの横に「オススメの仕事」と「仕事を探す」という文字があり、それぞれクリックすると、募集中の仕事がずらりと並んでいます。
最初、クラウドワークスに登録したばかりの頃、私は上から順番に募集内容を確認して、手当たり次第に応募していました。
その一番の理由は、「受注実績」の件数を増やしたいからに他なりません。
仕事の募集に対して、その募集内容が良さそうなものには多くのクラウドワーカーが応募します。
ここでクライアントの立場、つまり誰かに仕事を依頼する側の立場になって考えてみましょう。
複数のクラウドワーカーからの募集があれば、能力の一番高そうな人に仕事を依頼したいと思うはずです。
その際、自己PRに書かれていることを参考にしています。
過去の仕事内容、つまり、会社員や個人事業主としてどんな仕事をやってきたのか、その年数、実績、それから保有している資格、アプリやソフトは何を使えるのかなど。
ただ、これらの自己PRは、クラウドワーカー自身が書いたものなので、多少盛っている場合もあると思いますし、客観性に欠けています。
そうすると、クライアントは何を見るかといえば、クラウドワーカーの能力を図るため、ポートフォリオの有無とその内容を確認します。
ポートフォリオとは、その人の作品やWebサイトのことを指します。
最も効果的なのは、例えば、個人ブログのURLを記載して、それをクライアントに見てもらうことです。
そしてもう1つ、クラウドワークスにおける過去の実績です。
特に「受注実績(受注件数)」「総合評価」、そして「プロジェクト完了率」をクライアントは注目しています。
過去にどれくらいの仕事を行い、それぞれのクライアントがどう評価をしているのか。
ここを最も注視しています。
それらに加えて、「プロジェクト完了率」も参考にしていますが、この部分は前述の2つに比べると、そこまで注視していません。
理由は、別の機会にお話させていただきます。
いずれにしても、クラウドワークスに登録したての頃は、この実績欄のゼロを無くし、できるだけ多くの実績を積み重ねることに力を注ぎましょう。
ただし、何でもかんでも応募して、取りあえずの実績数を稼ぐようなことはやめるべきです。
どういう意味かというと、クラウドワークス上には様々な種類の仕事の依頼が掲載されています。
記事の執筆、音声の文字起こし、動画のシナリオ作成、イラストの依頼や、ワードプレス等で作成したブログへの直接入稿など、ここで書ききれない種類の仕事の依頼があります。
そのような中で、一番手っ取り早く実績欄の数値を稼ぐためには、簡単なアンケートに回答するという内容の仕事があります。
当たり前ですが、このような誰でも回答できるアンケートは報酬単価が、50円とか100円とか安く設定されています。ただ、ワーカープロフィールの欄が全くゼロの状態を早く解消するためには、最初はアンケート回答の仕事をやってみるのをお勧めします。
でも、このようなアンケート回答の仕事ばかりをしてはいけません。
理由は簡単です。
まず、時給換算すると、本当に少ない報酬しか得られません。
そして、クライアントが実績内容を見たときに、受注した仕事がアンケート回答ばかりだと、もっともっと高単価で割の良い仕事に募集しても採用してもらえません。
やはり、ある程度高単価で割の良い仕事、できれば長期継続してもらえるようなクライアントを獲得するにはある程度の時間が必要になります。
焦るあまり、手当たり次第に応募しても結局、時間を浪費するだけになってしまいます。
それならば、どうすれば良いかということですが…
それにつきましては、このブログの中でこれから徐々に紹介させていただきますので参考にしてもらえれば幸いです。
